2015年11月30日月曜日

インフルエンザ急増 看護師が教える予防法とは

医療情報提供サービスのキャリアブレインによると。

11月27日の段階でインフルエンザ患者が7週連続増加している。

インフルエンザはかかると会社に行けなくなりますし。

なにより、家族を巻き込んでしまいます。

インフルエンザの予防のために主な感染経路です。

インフルエンザの主な感染経路

飛沫感染

感染者の咳やくしゃみを吸い込んで感染
対策として、2m以上離れましょう。
電車の中で咳をしている人がいたら車両を変わるのも手です。

接触感染

感染者の手や感染者が接触したドアノブやつり革にウイルスがいて。それを触り口に入れてしまうこと。
これは感染者も気をつけないとダメです。
日本人は咳やくしゃみをする時、手で抑えます。
この手をペタペタ触ることで感染が広がる。

咳やくしゃみが出る時は、ハンカチで抑える。もしくは、自分の二の腕で口や鼻を抑える。

うげっ、汚って思うかもしれませんが。

大事!!

人様に自分の病気を移さない。
風邪ひいたと思ったらマスクしましょう。


空気感染

くしゃみをしたり咳をした時に出たウイルスがフヨフヨと漂っていること。
ウイルスは乾燥に強く、乾燥している場だと生存時間が長くなる。

対策としては加湿とマスクですね。
それと、換気です。
冬の季節はどうしても部屋の空気の入れ替えをしたくない、寒いから。

でも、気合一発。2時間に一度程度、ガツンと冷たい空気を入れましょう。

インフルエンザ対策

・手洗いうがい
・インフルエンザワクチンの接種

・自分がかかった可能性があるなと思ったらマスクをする。家の中でもです。

・空気の入れ替え

あとは、食事です。
栄養のあるものを食べて免疫を高めましょう。

インフルエンザにかかったら、大変ですから。
できる限りの予防はしましょう。

2015年11月29日日曜日

知らなかった! 看護師が多い病院=医療の質がいい!!

これは私が言っているわけではなく。

診療報酬がそのようになっています。

ちなみに、1点=10円です。

・患者7人に対して看護師1人いる場合
  入院基本料 1591点(15,910円)

・患者10人に対して看護師1人の場合
  入院基本料 1332点(13,320円)

・患者13人に対して看護師1人の場合
  入院基本料 1121点(11,210円)

・患者15人に対して看護師1人の場合
  入院基本料 960点(9,600円)


やっぱりおかしいこの制度

看護師さんの人数が増えるほど点数が良くなる。

病院の売り上げが増える。

看護師さんの給料の引き上げ合戦になっていますね。

そして、引き抜き合戦にもなっています。


看護師の離職率は高い

”2013年度における病院看護職員の離職率は常勤で11.0%、新卒で7.5%となり、小規模な病院ほど離職率が高いことなどが、日本看護協会の調査から明らかになった。 ”

離職率が高いのは小規模な病院です。

看護師さんの給与が伸びているのかと言えば基本的には初任給が高くそのまま維持というのが現状です。

看護師さんの給与は平均的に高いのは事実ですが。

小規模な病院で辞める人が多いなら。

小規模な病院は収入がドンドン悪化する。

人が減ると勤務がさらにきつくなる。

辞めたくなる。

病院にのぞむこと

患者さんが病院にのぞむのは何か?

看護師さんの人数なのか?

看護師さんの笑顔なのか?

私は病気になったときに病気を治してもらえることです。

看護師さんの人数が多いのをどうこうではなく。

重要度が大事。

医療機関はインフラ的な役割でもあり必要と言われることが大切。

医療機関の密集度や人口当たりなど。

そういったことを元に入院基本料を算出することくらいできるはず。

2位じゃダメなんですかって言われたスパコン「京」

今は、世界4位だけど。

それで計算することも大切かと。

地方の医療機関がなくなると、その地方の人もいなくなる。

診療報酬の見直しをするならそういった現状を考えていただきたい。



2015年11月28日土曜日

診療報酬下げてもらって助かるのって誰なんって本気で考えてみた

診療報酬を引き下げを財政制度等審議会が麻生財務大臣に要請した。

と日経新聞11月28日朝刊に出ていました。

社会保険料が毎年増加しているのはご存知の通りで。

毎年の社会保険料の伸びを5000億円に抑えることが目的のようだ。

医療の値段は国が設定しているので。

その値段である診療報酬が下がれば。

国の負担も減る。

窓口での患者さんの負担も医療でかかった金額の3割(高齢者は2割)なので。

当然窓口負担も減る。



なんとなくいいような気がする。

ここで考えてみましょう。

私はFPの肩書きを持っていて経済セミナーもしています。

経済学で考えるとですよ(人情とかは入れません)。

値段が下がると買いやすくなって需要が伸びる。

下のグラフ、価格が高いと需要が少ないけど。

価格が下がると欲しい数量が増える。



欲しい人が増えるわけだから、結局全体としての医療費負担は増えるんじゃない?

じゃああまり効果がないのでは?と考えてしまう。

ドラッグストアで医薬品を買うより安いからと医療機関に来る人が増える可能性が高い。

社会保険を永続的にと考えるなら


診療報酬を下げて。

医療を受ける側は窓口負担は今の金額と同じになるように割合を増やす。

窓口負担が今のままなら、医療を受ける人の需要は伸びないから。

でも、国の負担は減るよね。

3割負担だったのが、3割5分負担になったら国の支出は減る。

社会保険の一体改革というのはこういうことのはず。

診療報酬の引き下げを行う。

シルバー政治とは言いませんが。

少し考えていただきたいなと思ってしまう。

今の20代は社会保険料を多額に払っている。

しかも、ゆとり世代とか言われて。

年を取ったときに、窓口負担が5割とかで医療がまともに受けれない状態だったら。

なんともかわいそうだと思ってしまう30代後半のボヤキでした。