2016年3月12日土曜日

診療報酬改訂 奥さん財布も痛めますよ。いきなり大病院はあかん

診療報酬というのは、病院が医療行為を行うと発生するお金です。

医療機関を受診すると、A5という中途半端なサイズの紙で領収書のようなものが渡されますよね。

あれです。

「診療報酬を読みこなすのは、英語より難しい」

という格言を作りたくなるくらいの代物です。

○○加算、○○管理加算などなど。

管理加算って怖って言葉がびっしり並びます。

その中で、わかりやすいのが初診料というものです。

さすがに、これはわかりますよね。

ある傷病で医療機関にかかると最初にかかるお金です。

実際はもっと細いですがそれはさておき。


いきなり大病院は高い

これは覚えて帰ってね。

大きな病院の方が機器もあるし〜って。

行きたくなる気持ちもわかるけど。

いきなり紹介状も持たずに行くとですな。

初診料として5000円以上取られることになりました。

医療費とは別途に自費で5000円ですからね。

めちゃくちゃ財布に優しくない。

軽症の方はかかりつけ医にまず行くようにという方針なんです。

かかりつけ医ってなに?

かかりつけ医っていうのは。

体の調子が悪くなったらとりあえず行くところです。

オススメは近くの内科クリニックです。

大きな病院のお医者さんにかかりつけ医になってほしいと言っても。

「無理です」と言われて終わりです。

大きな病院の医師は、治療をするのが仕事。

一人一人の体調を管理することは仕事ではないのです。

近くの内科のクリニックは、症状の悩みを聞いて。

必要なら他の医療機関を紹介します。

紹介状を持って大きな病院に行けば、多額の初診料はかかりません。

むしろ、しっかり他の医療機関を紹介してくれる医師をかかりつけ医にした方がいいです。

クリニック内ですべてを行おうとしようとするのは要注意です。

とりあえず、検査しようっていう医師はかかりつけ医にしない方がいいでしょうね。

だって、高い検査機器入れたんだから。

元取ろうと必死ですからぁぁぁぁぁ。

何千万とか借りて、金利もついてるんだからぁぁぁ

無駄な検査とかもしない。

しっかり相談できる、近くのかかりつけ医を持ちましょう。

いきなり大病院は5000円。

今日はこれだけ覚えて帰ってくださいね

2015年12月6日日曜日

すっごい贅沢な悩み。どうやったら食べたくなくなるかって悩むらしい


ダイエットですな。

世の中、⚪⚪️ザップの「ドゥーンガドゥーン」が響き渡ってます。

短期間で痩せるとリバウンドが怖いんですけどね。

世の中の人はダイエットらしい。

世界不思議発見で

エゴマ油の特集をしてました。

深夜にやってる、青汁のCMかと思うような仕上がりで。

これを飲んだら食欲がなくなって。

ダイエット効果があるんです〜という内容。



食欲がなくなる…

食欲なくしたい


私なんかは、食べていくために仕事をしている。

現代は、どうやったら食べないでいいのかを必死に考えてる。


このギャップに違和感満載。

いつでもなんでも食べられる。

コンビニに行けば美味しそうなもんがたくさんある。


確かに。

食べる欲求を抑えるのは大変かと。

食べたくない人は、食事をするたびに罪悪感があるのかな〜。



謎だ。

おいしいもんを食べるのはいいんだろうか。

若い子にツテもないから聞きたくても聞けないけどね。

2015年12月3日木曜日

医療費って人生で総額でいくらかかるの?

人生で医療費っていくらかかるんでしょう?

自分が看護師でもありFPでもあるので。

健康とお金に関することはやたらと敏感なんです。

いくらになるのか。

朝日新聞のデジタル版に出ていました。

生涯医療費、いくらかかるのか?

小難しい話が書いてありますが。

今の自己負担割合だと

2522万円!!

それほど高くない気がする。

健康診断や入院費等も含めてですから。

アメリカだったらもっとでしょうね。

日本は恵まれているなって実感します。

医療費っていつに必要かというと。

お金を稼げなくなった高齢期です。

収入がないのに、医療費がかかるのはなかなかです。

退職金をもらってそれを貯金してもこの低金利。

年金も減っているでしょうし。

お金が稼げるうちに、しっかり稼いで貯めておきましょう。

若い頃はお金をかけない遊びをして。

僕の場合はホームパーティーや読書会とか、ボードゲームです。

人と一緒にお金をかけずに遊んで。

老後もその人たちと趣味を共有できたら。

これは最高でしょ。

若いうちに、趣味の人間関係を作る(飲み屋に行ってワイワイではなく)

お金も貯まるし老後孤独もないし。

せっかくの人生ですから楽しくための努力をしましょう!!


2015年12月2日水曜日

インチキ祈祷師に子どもが犠牲に。親の気持ちを考える

インチキ祈祷師に1型糖尿病のお子様が犠牲になったニュース。

1型糖尿病とは、生まれながらなもので生活習慣病が原因ではない。

生活習慣病が原因になるのは、2型糖尿病です。
糖尿病というと、栄養過多のイメージですが。
食べたものが分解吸収されて血液中に入る。

この時細胞に栄養を吸収させるために必要なのがインスリンです。
これが正常に出ない状態が糖尿病です。血液中の栄養分が、細胞に行かない。
この結果、毛細血管や筋肉を栄養分として分解してしまうのが糖尿病の進行です。

先天的なものなので、生まれながらにしてインスリンを打ち続けないといけない。

毎日食事をするたびに、注射です。

子どもも辛いですが、親も辛いなと。

毎日毎日。

これがずっとかと思うと。

そんな時に医療じゃなく他のものに頼る気持ちもわからないでもない。

弱みにつけこんだ祈祷師は許されない。

このニュースを見た医療従事者たちは。

もう一度気合を入れ直して

患者さんと接していかないといけない。

医療では救われないって思ったから祈祷師に行ってしまったのだから。


2015年11月30日月曜日

インフルエンザ急増 看護師が教える予防法とは

医療情報提供サービスのキャリアブレインによると。

11月27日の段階でインフルエンザ患者が7週連続増加している。

インフルエンザはかかると会社に行けなくなりますし。

なにより、家族を巻き込んでしまいます。

インフルエンザの予防のために主な感染経路です。

インフルエンザの主な感染経路

飛沫感染

感染者の咳やくしゃみを吸い込んで感染
対策として、2m以上離れましょう。
電車の中で咳をしている人がいたら車両を変わるのも手です。

接触感染

感染者の手や感染者が接触したドアノブやつり革にウイルスがいて。それを触り口に入れてしまうこと。
これは感染者も気をつけないとダメです。
日本人は咳やくしゃみをする時、手で抑えます。
この手をペタペタ触ることで感染が広がる。

咳やくしゃみが出る時は、ハンカチで抑える。もしくは、自分の二の腕で口や鼻を抑える。

うげっ、汚って思うかもしれませんが。

大事!!

人様に自分の病気を移さない。
風邪ひいたと思ったらマスクしましょう。


空気感染

くしゃみをしたり咳をした時に出たウイルスがフヨフヨと漂っていること。
ウイルスは乾燥に強く、乾燥している場だと生存時間が長くなる。

対策としては加湿とマスクですね。
それと、換気です。
冬の季節はどうしても部屋の空気の入れ替えをしたくない、寒いから。

でも、気合一発。2時間に一度程度、ガツンと冷たい空気を入れましょう。

インフルエンザ対策

・手洗いうがい
・インフルエンザワクチンの接種

・自分がかかった可能性があるなと思ったらマスクをする。家の中でもです。

・空気の入れ替え

あとは、食事です。
栄養のあるものを食べて免疫を高めましょう。

インフルエンザにかかったら、大変ですから。
できる限りの予防はしましょう。

2015年11月29日日曜日

知らなかった! 看護師が多い病院=医療の質がいい!!

これは私が言っているわけではなく。

診療報酬がそのようになっています。

ちなみに、1点=10円です。

・患者7人に対して看護師1人いる場合
  入院基本料 1591点(15,910円)

・患者10人に対して看護師1人の場合
  入院基本料 1332点(13,320円)

・患者13人に対して看護師1人の場合
  入院基本料 1121点(11,210円)

・患者15人に対して看護師1人の場合
  入院基本料 960点(9,600円)


やっぱりおかしいこの制度

看護師さんの人数が増えるほど点数が良くなる。

病院の売り上げが増える。

看護師さんの給料の引き上げ合戦になっていますね。

そして、引き抜き合戦にもなっています。


看護師の離職率は高い

”2013年度における病院看護職員の離職率は常勤で11.0%、新卒で7.5%となり、小規模な病院ほど離職率が高いことなどが、日本看護協会の調査から明らかになった。 ”

離職率が高いのは小規模な病院です。

看護師さんの給与が伸びているのかと言えば基本的には初任給が高くそのまま維持というのが現状です。

看護師さんの給与は平均的に高いのは事実ですが。

小規模な病院で辞める人が多いなら。

小規模な病院は収入がドンドン悪化する。

人が減ると勤務がさらにきつくなる。

辞めたくなる。

病院にのぞむこと

患者さんが病院にのぞむのは何か?

看護師さんの人数なのか?

看護師さんの笑顔なのか?

私は病気になったときに病気を治してもらえることです。

看護師さんの人数が多いのをどうこうではなく。

重要度が大事。

医療機関はインフラ的な役割でもあり必要と言われることが大切。

医療機関の密集度や人口当たりなど。

そういったことを元に入院基本料を算出することくらいできるはず。

2位じゃダメなんですかって言われたスパコン「京」

今は、世界4位だけど。

それで計算することも大切かと。

地方の医療機関がなくなると、その地方の人もいなくなる。

診療報酬の見直しをするならそういった現状を考えていただきたい。



2015年11月28日土曜日

診療報酬下げてもらって助かるのって誰なんって本気で考えてみた

診療報酬を引き下げを財政制度等審議会が麻生財務大臣に要請した。

と日経新聞11月28日朝刊に出ていました。

社会保険料が毎年増加しているのはご存知の通りで。

毎年の社会保険料の伸びを5000億円に抑えることが目的のようだ。

医療の値段は国が設定しているので。

その値段である診療報酬が下がれば。

国の負担も減る。

窓口での患者さんの負担も医療でかかった金額の3割(高齢者は2割)なので。

当然窓口負担も減る。



なんとなくいいような気がする。

ここで考えてみましょう。

私はFPの肩書きを持っていて経済セミナーもしています。

経済学で考えるとですよ(人情とかは入れません)。

値段が下がると買いやすくなって需要が伸びる。

下のグラフ、価格が高いと需要が少ないけど。

価格が下がると欲しい数量が増える。



欲しい人が増えるわけだから、結局全体としての医療費負担は増えるんじゃない?

じゃああまり効果がないのでは?と考えてしまう。

ドラッグストアで医薬品を買うより安いからと医療機関に来る人が増える可能性が高い。

社会保険を永続的にと考えるなら


診療報酬を下げて。

医療を受ける側は窓口負担は今の金額と同じになるように割合を増やす。

窓口負担が今のままなら、医療を受ける人の需要は伸びないから。

でも、国の負担は減るよね。

3割負担だったのが、3割5分負担になったら国の支出は減る。

社会保険の一体改革というのはこういうことのはず。

診療報酬の引き下げを行う。

シルバー政治とは言いませんが。

少し考えていただきたいなと思ってしまう。

今の20代は社会保険料を多額に払っている。

しかも、ゆとり世代とか言われて。

年を取ったときに、窓口負担が5割とかで医療がまともに受けれない状態だったら。

なんともかわいそうだと思ってしまう30代後半のボヤキでした。