2015年11月29日日曜日

知らなかった! 看護師が多い病院=医療の質がいい!!

これは私が言っているわけではなく。

診療報酬がそのようになっています。

ちなみに、1点=10円です。

・患者7人に対して看護師1人いる場合
  入院基本料 1591点(15,910円)

・患者10人に対して看護師1人の場合
  入院基本料 1332点(13,320円)

・患者13人に対して看護師1人の場合
  入院基本料 1121点(11,210円)

・患者15人に対して看護師1人の場合
  入院基本料 960点(9,600円)


やっぱりおかしいこの制度

看護師さんの人数が増えるほど点数が良くなる。

病院の売り上げが増える。

看護師さんの給料の引き上げ合戦になっていますね。

そして、引き抜き合戦にもなっています。


看護師の離職率は高い

”2013年度における病院看護職員の離職率は常勤で11.0%、新卒で7.5%となり、小規模な病院ほど離職率が高いことなどが、日本看護協会の調査から明らかになった。 ”

離職率が高いのは小規模な病院です。

看護師さんの給与が伸びているのかと言えば基本的には初任給が高くそのまま維持というのが現状です。

看護師さんの給与は平均的に高いのは事実ですが。

小規模な病院で辞める人が多いなら。

小規模な病院は収入がドンドン悪化する。

人が減ると勤務がさらにきつくなる。

辞めたくなる。

病院にのぞむこと

患者さんが病院にのぞむのは何か?

看護師さんの人数なのか?

看護師さんの笑顔なのか?

私は病気になったときに病気を治してもらえることです。

看護師さんの人数が多いのをどうこうではなく。

重要度が大事。

医療機関はインフラ的な役割でもあり必要と言われることが大切。

医療機関の密集度や人口当たりなど。

そういったことを元に入院基本料を算出することくらいできるはず。

2位じゃダメなんですかって言われたスパコン「京」

今は、世界4位だけど。

それで計算することも大切かと。

地方の医療機関がなくなると、その地方の人もいなくなる。

診療報酬の見直しをするならそういった現状を考えていただきたい。



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